インプラント治療とは
歯科インプラントとは、歯周病やむし歯などの理由で歯が抜けてしまった場合、
顎の骨にインプラント体を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療のことです。
入れ歯やブリッジの問題点
歯を失った場合、従来の選択肢は入れ歯かブリッジという方法でした。
しかし入れ歯は、しゃべるとすぐ外れてしまったり、
噛み心地も悪く、噛む力が2~3割しか回復しません。
ブリッジは隣の健康な歯を大きく削る上に、噛む力の負担を隣の歯にかけるため、隣の歯が5~10年ほどでダメになり、ブリッジのやり替えや歯を抜くことにつながってしまいます。
どちらを選択するにしても、
歯科医師としてはおススメできない仕方のない治療でした。
インプラントという画期的な治療法
インプラント治療が登場し、
この問題は画期的に改善されました。
インプラント治療とは、チタン製のネジを顎の骨に埋入し、その上に人工の歯を入れる治療法です。
インプラント治療の最大の特徴は、隣の歯を削る必要がなく噛む力もご自身の歯とほぼ同等まで回復できるという点です。
そのことから、
世界基準では、歯を失った場合の第一選択はインプラントです。
とてもいいインプラントという治療ですが、
全身状態が良くない場合、インプラント部位に骨が十分にない場合はインプラントができない場合もあります。
そのほかにも、治療期間が長期にわたり、
保険も適用できないため医療費は高額となります。
そのため、
当院では患者様のお口や全身の状態、や経済面や時間を考慮し、
相談しながら最適な治療を提案させて頂きます。