審美歯科の相談室(泉崎ファミリー歯科)

沖縄県那覇市のインプラント治療

【治療期間や通院回数は?】インプラントは何回通う必要がありますか?

目次

インプラントは何回通う必要がありますか?

結論として 
最低13回は必要になります。

治療期間でいうと、
最短4~5か月になります。

 

インプラントの術前術後、回数の内訳は?

こちらも結論から伝えさせていただきますと、
術前:2~7回  1か月~
術後:8回(消毒ふくむ) 3か月 

細かい流れを説明します。

まず、インプラントする前です。

インプラントになる前には歯を抜くことになっていると思います。 

歯を抜くことになったわけですが虫歯なのか歯の破折なのか歯周病なのか、
歯の根っこの病気なのか、、
歯を抜くことになった原因により歯を支える周囲の骨の厚みや骨の密度が違います。

抜歯することになる前に、レントゲン検査や歯周病検査を行い歯の周囲の骨の厚み密度を確認する必要があります。

歯を抜く前に精密検査で1回
歯を抜くのに1回

抜くときには、インプラントする時に骨が減ってしまわないように骨材と呼ばれる人工の骨のもとになる材料を入れます。
抜歯した場所に縫い付けるので、術後化膿していないか、消毒を2~3回来院してもらい確認します。

歯を抜いて何か月後に埋入手術をするか?なのですが、多くは術後2ヶ月で埋入手術をします

2か月とは、抜いた傷口が落ち着いているので、手術した後の歯茎の縫合がうまくいくからです。
長期間おいてしまうと、骨が減ってしまい、インプラントをする際に骨が足りなくてく「インプラント周囲炎」を起こしやすくなります。

待期期間の2か月の間に全体の歯のクリーニング、かみ合わせの精密検査、必要であれば矯正 を行います。
(通院回数2~5回)

2本以上連続してインプラントを入れるときはサージカルガイドとよばれるマウスピースを作成する必要があります。

サージカルガイドを作成するのに、2週間ごとの3回の来院が必要になります。

 

インプラントとは

このような流れを経て、
インプラント埋入する手術日になります。

手術時間は2時間程度
(実際は1時間ほどで終わりますが、術前・術後の説明をいれると2時間ほど)

多くが2回法とよばれる術式で、インプラントのネジ(フィクスチャー)を埋入したら完全に歯茎のなかに入れて縫います。

術後は翌日、1週間後、2週間後、3週間後まで抄読のため来院します。(10分ほど)

約2~4か月後に2次手術とよばれる2回目の手術をおこないます(1時間)

骨の具合により、もっと待つ場合もあります。
その2週間後に形どりをします。(1時間)

さらにその2週間後に上部構造が入ります。(1時間)

その1週間後、かみ合わせ、形が問題ないか確認し、問題なければ3か月ごとの経過観察、安定したら半年に1回の経過観察になります。

 

省略できるところはある?

かかりつけ医があり、歯周病の検査、クリーニングを定期的にしている方は当院でする必要はありません 

歯を抜いてしばらくたっている方も、待期期間は必要ありません。

そういう方は、術前の来院回数が最短1回です。

いかがでしたか?
またインプラント治療に関する疑問に思われる事をブログにまとめたいと思います。

Picture of この記事の執筆者<br>泉崎ファミリー歯科 院長<br>下所 由美子 (げしょ ゆみこ)

この記事の執筆者
泉崎ファミリー歯科 院長
下所 由美子 (げしょ ゆみこ)

2008年
日本歯科大学卒業、琉球大学医学部付属病院歯科口腔外科研修

2011年
同仁病院歯科口腔外科勤務

2013年
ふくざと歯科医院勤務

2016年
うちま歯科医院勤務

2019年
泉崎ファミリー歯科 開院

2021年
グロービス経営大学院MBA 卒業

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